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 セミナーレポート 2010年04月11日 大阪 シンクロ矯正法 小柳公誉D.C.
前回大好評で定員になってしまい参加できない方が多数出てしまったシンクロ矯正法のセミナー。
今回待ちに待った第2回が大阪緑地公園駅ビルで4月11日に開催されました。

小柳先生はあん摩マッサージ指圧師および鍼灸師の免許を取得後、さらなる手技治療の可能性を求めてアメリカに渡られD.C.の資格を取得されました。詳しいエピソードはカイロジャーナルドットコムに素晴らしい記事がありますのでそちらをご覧になってください。
http://www.chiro-journal.com/column/aitai/11_koyanagi/index.html
小柳先生はMade In Japanのテクニックにこだわり完全オリジナルでこの「シンクロ矯正法」の研究を進めていらっしゃいます。
 
セミナーには今回も60名を越える参加者が集まりました。先生の簡単な略歴から、なぜシンクロ矯正法の研究をするにいたったのかをご説明されました。

「骨も筋肉も必要があってゆがんだり、緊張しています。根本的な原因を取り除かないでゆがみや緊張にのみ着目すると、かえって症状を悪くしてしまいます。」先生が印象に残っている言葉として紹介されました。

前回のレポートでもお話しましたが小柳先生は「患者さんのために何が最良か?」をモットーに治療にあたられています。
ともすれば、脊椎のゆがみや筋肉の緊張にのみ焦点を当てすぎてしまいますが、それでも症状がとれない状況に色々なテクニックを試されてきた答えこそがシンクロ矯正法なのだと実感しました。
 

まずは手関節のパルペーションを念入りに練習していきます。今回は先生が四肢の解剖学の図を用意してくださっていたのでそれを見ながら、受講生同士で念入りに練習します。しかし、地味な動作は退屈に感じてしまうもの。そこで小柳先生がこんなエピソードを紹介されました。

「自分のオフィスに若いカイロプラクターが務めていたのですが、地味なシンクロ矯正法にすこしうんざりしていたようです。しかしオフィスに、どこに治療にいっても手の痺れが取れない患者さんがやってきました。私は彼に手の関節の一つ一つを丁寧にパルペーションし、シンクロ矯正を行うように指示をしたところ、手の痺れが完全に取れてしまいました。それ以来、まったく苦ではなくなったんですよ。」地味な動作が最大の効果を生むと小柳先生。

 
小柳先生は「患者さんが不快に思わない刺激」ということを練習中に何度も口にされました。そのためにどうするのか?赤ちゃんに触れて泣かない刺激、眼球を触る強さなど言葉を変えながらどういう表現が受講生に届くのか?と思案されていたのが印象的でした。

パルペーションを練習するとどうしても力がはいってしまうもの。しかし患者さんが不快に思ってしまってはせっかくの治療効果も薄れてしまいます。「患者さんのために何が最良か?」を常に考える小柳先生のこだわりが垣間見える瞬間でした。
 

今回も、前回と同様小柳先生の下でシンクロ矯正法を学ばれた新井先生が助手として受講生のパルペーションをチェックしてくださいました。丁寧にそして熱心に指導をされる姿が印象的でした。

 
パルペーションの後には皆さんで手を上げてみて左右の長さを比べて見ます。調整をしたほうの手は良く伸びるそうです。
 

午後からは脚関節を中心に実技とデモンストレーションを交えながら行います。膝の悪い受講生の方にシンクロ矯正法で治療をされたところ、かなりの改善がありました。「もうすこし歩くと更に良くなると思います」と小柳先生。骨盤の調整もデモンストレーションされましたがその変化に受講生の方々が驚いておられました。

最後に小柳先生から「あなたはいいカイロプラクターになりたいですか?いい治療家になりたいですか?」と受講生の方々に説かれました。

「もし答えが2番目ならカイロプラクティックの看板を下ろすことも選択肢の一つです。」カイロプラクターとしての小柳先生を知る私どもには衝撃を受けるお言葉でした。

しかし、誰のための治療なのか?という事を考えれば先生のお考えになるほどと思ってしまいました。

1秒でも早く楽に治してほしい。ということが患者さんの希望であればそれにこたえる事も必要なのだと考えさせられました。カイロプラクティックや手技治療を怖がられている方がたくさんいらっしゃいます。患者さんが苦痛なく受けられる施術を取り入れるのはこれからの手技治療に必要なことなのだと強く感じました。

次回は6月13日の東京でのシンクロ矯正法のセミナーを企画しています。また、秋には胸椎・内臓編も企画しておりますのでご期待下さい。