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 テーブル >> エサキ >> エサキオリジナルブランド
台湾での製品開発

コンピューターに詳しい方ならご存じかと思いますが、世界のコンピューター産業の中心は台湾であるといわれています。

それだけでなく、世界のほとんどの大型フィットネス機器は台湾で製造されています。つまり、電気的な知識と複雑なフィットネス機械を製造できる技術力と経験があるということです。

また人々が親日的であるということも製品開発をする上で重要な要素となっています。

T-FLEXの開発

T-FLEX開発でのこと、弊社設計担当と思案するが解決策が見つからず、台湾の技術部長に相談するとにっこり笑っていい案があると。そこでサンプルを作って空輸してもらうことになりました。

技術部長いわく、「最高のでき」でしたが、届いた製品は技術力を遺憾なく発揮したとはいえ、複雑な構造で施術での実用性に乏しい物でした。

この経験から、高い技術力だけでは製品の開発はできない、使う人の側にたって考えなければ本当によい製品を開発することはできないという教訓となりました。



製品開発の苦労

現在発売中のT-FLEX、Mark-III、302ステーショナリー、DXポータブルなどのテーブルを始め、バックストレッチや姿勢分析器、サポーター類も台湾で製造しており、多くの先生方からご好評を頂いております。しかし、当初から順風満帆な製品開発が行われたわけではありませんでした。

まず言語の壁は大きな障壁でした。台湾の技術者とのコミュニケーションは「日本語~英語~中国語」の往復で行わなければありません。ニュアンスの違いや単純な勘違いから開発が行き詰まることも多々あり、カイロプラクティック自体の説明から始めなければならない苦労や、優秀な技術力が故の失敗もありました。

さらなる進化のために台湾社会に溶け込む努力をします。

台湾の懐は深い。プライドを持つ技術者とは衝突することも少なくありません。

しかし、どんな嫌なことも”乾杯”すれば、また明日からいい顔で仕事ができますし、無理難題も聞いてくれます。

この物作りに対するプライドと懐の深さに支えられながら、エサキオリジナルブランドの製品は、これからも進化し続けるよう努力致します。

 エサキオリジナルブランドのテーブル一覧
 

T-FLEX

T-FLEXはフレクション機能を使用したマッケンジーエクササイズを目的として開発されたテーブルです。エサキエレベーションMark-IIで実績のある、静かでパワフルなエレベーション機能やベース部に埋め込まれて施術の邪魔にならないフットスイッチ、定評のあるチルトヘッドピース(屈曲、伸展)を装備しています。

Mark-III

エサキエレベーション"Mark-I"の開発から9年の歳月を経て、培われた技術とノウハウで実現したエサキエレベーションテーブルが完成しました。 Mark-IIIエレベーションテーブルは、小さいボディに使い勝手のよい便利な機能を満載しています。スペースを有効に使えるスリムなボディーは、何よ り「患者さんの快適さと施術者の使いやすさ」を第一に考えています。

302 ステーショナリー

302ステーショナリーは、301ステーショナリーを先生方のアドバイスをもとに進化させたモデルです。シンプルなステーショナリーテーブルだからこそ、細部にまでのこだわりって設計いたしました。

よろしければ製品開発についてお読みください。

DXポータブル

収納時はコンパクトに、使用時には機能的で使い勝手のよいテーブルとして幅広くご使用頂けます。エサキDXポータブルテーブルは「ポータブルテーブルに必要なものはなにか?」を考えて設計しました。

それは強度を保てる範囲で重量をできるだけ軽くし、携帯性を確保する事。また簡単に組み立てる事ができすぐに使える状態に出来ることです。女性でも楽に持ち運びができ、慣れれば1分もあれば組立が可能です。

分散荷重200kgという強度は耐久性に大きく貢献しています。マニュアルアジャストに完全対応します。

 製品開発の哲学

好評発売中の302ステーショナリーは、先生方のアドバイスをもとに301ステーショナリーを進化させたモデルです。
この製品を例として、製品開発について皆様に知って頂くことができればと思います。

302ステーショナリーはシンプルなステーショナリーテーブルだからこそ、細部にまでのこだわりって設計いたしました。

通常アメリカでは施術台のことをテーブルと呼びます。日本ではベッドと呼ぶ事が通称なのですがこれには明確な違いがあります。テーブルとはまさに先生の目線に立ったもので、「いかに先生方が患者さんを楽に施術できるか?」という事がテーマです。それとは対極にあるのがベッドです。これは寝具という意味ですがいかに快適に寝られるか?という事にテーマが置かれています。そこには明確な違いがあります。

アメリカ製のテーブルには、施術の利便性を優先させるため患者さんの快適性を無視した製品が多くあります。うつ伏せで寝ていると、10分もしないうちに頬がいたくなったり、大胸筋や小胸筋を圧迫され腕がしびれたり・・・。とても快適とは呼べません。

江崎器械株式会社は考えました。「患者さんがリラックスできない台では施術が果たしてうまくいくのだろうか?」と。エサキが目指したソフトタイプの台は、患者さんがうつ伏せで寝るということをとことん快適に行うためのものです。ヘッドクッションの硬さ、形状、患者さんの呼吸のしやすさ、女性でもバストに圧迫感が無く施術をうけられるかなど細部にわたって作りこんでいます。

それはもう、テーブルではなくベッドと呼んでも差し支えないほどです。

またソフトクッションは耐久性がないという既成事実があります。301ステーショナリーもご他聞に漏れず満足のいく耐久性が得られず、すぐにクッションがへたってしまうという事がおこりました。これはなんとしても克服したかったので今回はポリウレタン製のクッションを採用する事で耐久性の大幅な向上が得られました。耐久性はテストで実証済みです。
ソフトタイプは患者さんがうつ伏せで寝ることがおおい、もみほぐしなどを行われる先生に最適な台です。その寝心地のよさを是非実感してください。

ハードタイプは、ヘッドピースは快適なソフトタイプと同じにし、メインのボディ部はマニュアルアジャストメントを行える硬さのクッションを採用しています。ディバーシファイドテクニック、ガンステッドテクニック、ボディードロップ、ニーアジャストまで幅広いマニュアルアジャストメントに対応します。

 オリジナルテーブル制作秘話

台北市には野球チームの名前になっているブラザーホテル(兄弟大飯店)やハイアットホテル、ヒルトンホテルなどなど素晴らしいホテルがあります。

弊社提携工場は台中という台湾の真ん中のとある辺鄙な町にあります。
渡航費用やホテル代は開発費としてどうしても値段に跳ね返るためできるだけ安く、長く会議ができるようにと安いホテルに泊まる事が多々あります。T-FLEXの開発のときは入念な打ち合わせのため1ヶ月に1回の渡航と非常に経費がかかるのでホテル代は安く抑えようと現地担当に探してもらう事に・・・。最初のホテルは・・・・

1500円・・・・・・

大丈夫なの?もちろん大丈夫じゃありません!
でもそんなに安いなら・・・、と泊まるのがエサキ魂です。

エレベーターに乗るとかびくさーい臭いが・・・。カーペットが湿気でかびている様子です。うーん臭い。芳香剤がさらに悪臭を増しています。

部屋に入ると窓が全開・・・・おかしい・・・・。閉めようとすると窓が壊れているらしく閉まらず。うーん、夜風が身にしみます。

極めつけは、先代社長のスーツケースにゴキブリが・・・・。
さすがにこのホテルは半年で使用をやめました。

次のホテルは少し値段は上がって3000円。これくらいになるとなかなかいい感じです。しかし、ホテルの感じがどうも日本のラブホテルみたいです。
聞いてみるとやっぱりラブホテルでした。丸いベッドに金色の掛け布団・・・・・。先代社長以下、金色のベッドでぐっすり朝まで寝ております。
(会議が忙しく、乾杯攻撃のため連日連夜お酒が入っているので・・・)

このホテルも1年半でつぶれてしまい、台中市内に近いビジネスホテルに泊まることになりました。

いつも過密スケジュールの旅ですが、普段できない経験ができて以外に楽しいものです。